真葛襲名記念茶会 2/28 ④11:30~(点心→薄茶→濃茶)
¥50,000
SOLD OUT
令和六年十月十三日、真葛 七代宮川香齋を襲名いたしました。
この度ご縁のある東京の地にて記念の茶会を催す運びとなりました。野々村仁清、宮川長造、横浜の真葛宮川香山、京都の真葛宮川香齋の作品を中心とした取り合わせを考えております。
色絵陶磁を完成させた野々村仁清は、京焼の祖と呼ばれています。そして真葛を興した宮川長造は仁清写しの妙手として活躍しました。
仁清がよく用いていた、藁灰を主原料にした「卯の斑釉」と呼ばれる白濁した釉薬は、長造や代々の真葛窯でも受け継がれています。襲名記念に制作しました「ワラ灰釉橙の絵茶碗 」にもこの釉薬を用いました。また橙の絵は、香山が得意としていた釉下彩という技法で描きました。
京焼の先人たちの作品と拙作を並べ供することは、大変おこがましいことと重々承知しておりますが、襲名記念という趣旨に免じてお許しいただきたくお願い申し上げます。
早春の一日、新たな真葛の黎明を茶の湯と共に楽しんで頂けますように作陶に取り組んでおります。
皆々様の御来駕をお待ちしております。
※誠に勝手ながら、この席はネットでの販売は完売となっております。
ご希望の方、ご質問の方はお手数をお掛けしますが、直接当方までご連絡ください。